中学生の8割以上が肌悩みを抱える時代に、コーセーが探究学習でスキンケア講座を実施

中学生の8割以上が肌悩みを抱える時代、スキンケアへの関心が急上昇

株式会社コーセーが実施した最新調査では、中学生の8割以上が「肌悩み」を感じており、6割以上が化粧品や美容手段でそれらを解決したいと考えていることが明らかになりました。この調査は、全国の中高生995名を対象に行われ、思春期世代が抱える美容に対する関心の高さが浮き彫りとなりました。玉川学園での探究学習を通じて、コーセーは中学生に向けたスキンケアや美容価値観に関する講座を開催しました。

中学生の肌悩みと行動に関する調査結果

調査によれば、中学生の約5割が普段から化粧水を使用し、8割超が肌に対する何らかの悩みを抱えています。特に、外見や肌悩みが行動や感情に与える影響については、5割以上の生徒が「影響を感じている」と回答しており、SNSでの情報収集や周囲の目を気にするなど、日常生活にも関わる問題となっていることがわかりました。

肌悩みを解決したいという願いと相談できない現実

さらに調査では、中学生の6割以上が「化粧品や美容手段で肌悩みを解決したい」と考えている一方で、5割超の生徒が「悩みを誰にも相談していない」という現実が浮かび上がりました。特に、「誰に相談していいかわからない」という声が多く、思春期世代が抱える問題が美容面でも顕在化しています。

玉川学園でのスキンケア講座：正しい知識と自己ケアを伝授

コーセーは、この調査結果を踏まえ、2024年9月に玉川学園の小中学生を対象に「スキンケア」「紫外線対策」「美容価値観」に関する特別講座を実施しました。スキンケア講座では、思春期の肌の特徴と適切なケア方法を説明し、同社独自の「おもいやりメソッド」に基づいたセルフケアを実践。また、紫外線対策の重要性や美容価値観の多様性を学ぶことで、生徒たちに正しい美容知識を提供しました。

参加生徒からのポジティブな反響

講座に参加した生徒たちからは、「スキンケアの意識が変わった」「肌のケアについてもっと知りたくなった」などの感想が寄せられ、自分のために化粧品を選び、肌をいたわることの大切さが実感されています。これにより、思春期世代のQOL向上に貢献する取り組みが進んでいます。